

2025年映画ベストテン+3
岩根彰子のベストテン+3 1 アジアのユニークな国 2 ワンバトル・アフターアナザー 3 ハード・トゥルース 母の日に願うこと 4 スーパーマン 5 私たちが光と想うすべて 6 ノー・アザー・ランド 故郷は他にない 7 惑星ラブソング 8 聖なるイチジクの種 9 教皇選挙 10 トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦 ここ数年続いてきた、世界中がさまざまな局面で瀬戸際にいる感覚が、いよいよ本当の瀬戸際を迎えつつあるように思えた2025年。映画も同じく瀬戸際を感じさせる作品が強く印象に残った。 「 アジアのユニークな国 」は、アジアの片隅の日本の片隅のどこにでもあるような一軒家で、義父の介護と自営の違法風俗というふたつのケアを行き来する主人公・曜子が持つギリギリのバランス感覚がたまらなく面白かった。チラシに書かれた「ただ、わくわくする77分間」という惹句のとおり、見ながらわくわくが止まらなかったのは、この作品が社会としっかり接続していると感じられたからこそだと思う。こういう形で「エンタメに政治を持ち込んだ」、監督の手腕に感服。...


2024年映画ベストテン+3
石村加奈のベストテン+3 映画「 ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ 」より Seacia Pavao / (C) 2024 FOCUS FEATURES LLC 1 ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ 2 花嫁はどこへ? 3 オッペンハイマー 4...


はて?となぜのお嬢さん、嘘つき少年と中年教師
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』 Seacia Pavao / (C) 2024 FOCUS FEATURES LLC 4月から始まった「虎に翼」を、毎朝、楽しみにしている。朝ごはんを食べながら見て、今日の元気をいただいている感じだ。こんなにドラマにハマる自分...


2023年映画ベストテン+3
石村加奈のベストテン+3 映画「枯れ葉」より © Sputnik Photo: Malla Hukkanen 1枯れ葉 2フェイブルマンズ 3TAR/ター 4イニシェリン島の精霊 5ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE 6おーい!どんちゃん...


おちばと枯れ葉と
映画『枯れ葉』より Photo: Malla Hukkanen 11月の終わりに、大学時代の友人と会った。年賀状のやりとりだけ細々と続いていたが、実際に顔を合わせるのは20年ぶりくらいで、待ち合わせ場所でわからなかったら、ちょっと気まずいなと思ったりもしたが、杞憂だった。お...


2023夏の思い出
夏の京都で、数年ぶりに自転車に乗った。中高6年間、自転車通学でならした自負から、何の不安もなかったのだが、漕ぐうちにじわじわとお尻が痛くなったのには驚いた。これがお尻の筋肉が落ちるってやつか? 中年になり、中性脂肪という名の、お腹の猫がどんどん肥え、下腹部を侵食しているとい...


2022年映画ベストテン+3
岩根彰子のベスト10+3 © 2019 SAINT FRANCES LLC ALL RIGHTS RESERVED DVD発売予定 1 セイント・フランシス 2 ちょっと思い出しただけ 3 PLAN75 4 帰らない日曜日 5 よだかの片想い 6 ドライビング・バニー 7...


私的名台詞#11「いまさらだけど……」
映画『冬薔薇』 口先だけの夢を語るばかりで、専門学校にも行かず、親のスネをかじり、友人や女から金をせびっては、だらだらと暮らしている、25歳の渡口淳(伊藤健太郎)。彼を筆頭に、それぞれに鬱屈を抱えながら生きる、ある港町の老若男女を活写した群像劇(撮影・笠松則通)。...


2021年映画ベストテン+3
石村加奈のベスト10+3 ©︎2020「子供はわかってあげない」製作委員会 ©︎田島列島/講談社 1 子供はわかってあげない 2 1秒先の彼女 3 ボストン市庁舎 4 ドライブ・マイ・カー 5 ノマドランド 6 パワー・オブ・ザ・ドッグ 7 アメリカン・ユートピア 8...
私的名台詞#10 自分を助ける最良の人は、自分よ
映画「マダム・イン・ニューヨーク」から 8月に入って、調子が悪い。 仕事では、まともに取り合ってもらえない状況が続いて鬱々とし、いや、そもそもそんなたいそうな者でもなし、と思い直しては、どんよりしている。 住み始めて15年になる家は、あちこちガタがきはじめて、ネットで修繕費...

